ゴーストバスターZERO
第4話(憑依)
おっす!俺の名前は零というんだぜ!
人よりか霊感があるんだけど、様々な事件に巻き込まれて、ピンチになると
天魔の力を借りて
ZEROという、とんでもないヤツに変身して、悪霊をやっつけるんだぜ!!


そのせいか、色んな事が起きるんだ…



……第四話(憑依)……


いっただきま~す!
(↑やけに威勢がいいな!)
(↑ご馳走か?)

今日はリッチに
(↑ステーキか?)

清水の舞台から
飛び降りて
(↑素敵~!!)


カツオ……
(↑タタキか?)

カツオ節パック2袋!!
猫猫マンママンマ!!
(↑嬉しいか?)
(↑それで幸せか?)


おいち~い!!
(↑熱々新婚夫婦か?)


俺は朝から贅沢朝食だぜ!!
何故なら…
仕事の依頼があったんだ!!イェイ!

猫猫マンママンマを食べて元気、元気!
(↑毎日3食、食ってると…その内…猫ヒゲが生えてくるぞ…)


今日の依頼は…
あるビルの窓拭きの仕事
しかも…
10階建てのビルだぜ!!

ギャラがいいんだよな!
(↑ギャラってタレントか?)

今日は日曜日
誰も居ない日に窓拭きだ
月曜日には、建設会社ビルの会長が来るらしい…

1人で…
1日で…
無理…(泣)
(↑なぜ、引き受ける?)

お金が欲しいからだよ!!
(↑なら、ヤレよ…)


俺は愛車フェラーリで
早速参上!!


思ったより高いな…

裏手の通用口に
警備員がいた…

体格がよくて
色白で…スキンヘッドで
唇が厚い…
愛想の悪い男だった…
(↑警備員ってそんな感じだぞ!)

中に入ると
誰も居ないせいか
不気味な空気が
漂っていた…


オバQの案内で
(↑またアダ名付けたか!)

業者専用エレベーターで
掃除セットを持って
屋上に上がっていった


エレベーターが着くと
更に、階段があり
オバQが、鍵をジャラジャラさせながら、屋上階の扉の鍵を開けようとしてた…

時々、オバQが
小さな声で…

「あれっ?」
「おかしいな?」の
連発していた…


ぷっ…
コイツオバQの割りに
声のキーが高いな!!
(↑鍵とキーをかけたな?)
「何でだよ!!」

おっ?
1人でキレてるな…
てか…声…クロちゃんか?

おもしろい…
笑えるな…コイツ…

オバQのヒタイに汗が
吹き出し、こっちを
振り向きギロッと睨んだ…
ビクッ…
な、なんだよぉ…
逆ギレかよ…


「ちょっと待ってもらいますか?鍵を取りに警備室へ行きますから…」


ビビらせるなよ…
オバQよぉ~
殴られるかと思ったじょ…

「ど、ど…どうじょ…」
(↑じょ?チビったか?)


オバQを乗せたエレベーターが下へと降りて行った


早く持って来いや!!と
エレベーターが1階に着いたのを確認して言ってみた…
(↑どんだけヘタレかよ…)

待てども、待てども
上がって来ない…


あんにゃろ~
ぼこぼこにしてやるからな…
(↑妄想でだろ!)


来ない…


もう一時間は経ってるぞ…

マジかよ…


何気に扉のノブを回したら…
カチャ?
開いた…
え~っ?

オバQ~
マジで、覚えてろよ…
んだよ…嫌がらせかよ…

やるじゃねぇか…


もう時間がない…

ゴンドラを探していたら…
開けっ放しにしてた扉が
閉まった…

しまった~(泣)

必死でノブを回しても
開かない~(泣)


オバQは後だ!!
仕事終わってからだ…


あれだな…

ゴンドラの一部の柵が
見えた…が


事務服を着たOLが
柵を乗り越えようとした


「待って~!」

俺の声が届いたのか…


こっちを一瞬見ながら…

屋上から飛び降りてしまった…


おい…
マジかよ…


何でだよ…

俺は、OLが立っていた
場所に行き…

うつ伏せになりながら
下を見た…


居ない…
あのOL…
この世の物ではないな…


背後に気配を感じた時に

腰にズーンと重さが
加わった…


さっきのOLが
俺の腰に立ったまま
下へと落ちて行った…

その度に…
俺と目があったんだ…


帰る!!と思い、
立ち上がった時に…


俺の体とOLの体が
シンクロした…


仕事をバリバリにこなす男…
そして、このOL…
幸せそうな映像…

もう1人の女…
このビルの会長の娘…

男はやがて…
会長の娘と結婚…


結婚式の映像…
男は社長に就任


OLをクビにした男…

そして…
飛び降りた…

地面への映像…

下から上を見上げた映像…

俺は…
スゴく悲しい感情になり
気がつくと…
柵から手を離し…
今にも…

飛び降りたいと…
ギリギリのところに
立っていた…


(やむを得ん…)

金色の光の玉が、
空より現れ心臓部に
当たった衝撃で…
後ろに下がりしりもちを
付いた…


はっ!?
我に帰った俺に
OLが背中におぶさり
耳元で…
「ねぇ…飛ぼう…よ」


冗談じゃねぇ~
まだまだやり残した事が
あるんだ!!

イヤだ!!

背中のOLは、
更に過重をかけ始めた…

俺の力って…
女ごときに…
負ける訳にはいかねぇんだよ!!


少しではあるが…
下がれる…


てか…力が出ねぇ…

「天魔!居るんだろ!!」
「何とかしろよ!!」
「聞こえてるのか?」
「とんま~!」

(誰がとんまじゃ…)
(今しばらく、待て!!)


「もう無理って…(泣)」
「体が言うこと利かねぇ」「力が…」


(銀色玉の完成じゃ!!)
(受けとれ~!)


銀色?
またぶつけるんだろ?


銀色の光の玉が
心臓部に当たった…


ドックン…ドックン…


癒しのオーラ
溢れる愛


ROZE降臨!

え~っ?
女かよ~!!

「アナタの気持ちは痛いほど分かるわ…」
「でも…関係ない人を道連れにするのは許さない!」
「愛の名のもとに浄化するわ!覚悟しなさい!!」


俺は…男だぜ~(泣)
端から見たらオネェじゃんか~(泣)


俺は…体を支配されていた…

何か呪文を唱えていたかと思うと、ピンクのオーラが体を包み込み…
堪らずOLが離れた…
ピンクのオーラは
ハート型に形を変えて
OLに向けて放った…


OLは、苦悶の表情を浮かべていたがやがて、優しい表情に変わり、俺に頭を下げて天へと、上がっていった…


「終わったか?」

(ええ…)

「つか、何で女なんだよ!!」
「オネェ言葉使ってるのを同級生に見られたら、どうするんだよ!」

(あら~まんざらでもなかったみたいだったけど?)
「るせぇ~アタシがそんな事……あっ!?」

(ほらね…アタシはロゼ)
(ZEROとは正反対のやり方で、霊を昇華させるの…)
(そろそろ行かないと…)
(じゃあまた来るね!!)



行ったか…
なんかいい匂いがしたな…デヘッ

「とんま~ZEROはどうしたんだ?」

(お主…そんな事言ったら、毎回ロゼにするぞ!)
(金色の光は、お主が生に執着しないと吸収されないんじゃ…)
(あの時…憑依されていたが金色の玉をぶつけて、飛び降りるのを防いだんじゃ)
(金色光の玉は、1日に1回しか作れないからな…)
(零よ…霊というのはな…やっつけるだけではなく、ソコに至るまでの、悲しい出来事などを踏まえた上で対処しないといかんのじゃ…)
(いづれ…分かる時が来る…さらば!)


結局窓拭きは出来ず…

オバQが鍵無しで
どうやって入ったか
不思議がっていた…


屋上の鍵が紛失してた事で、ギャラを諦めていたが…
オバQが…
お詫びにラーメンを
おごってくれた!!


替え玉したよ!!
メケッ!
(↑流行らそうとしてんのか?)


……第四話 終
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