新訳浦島太郎~another story~
「そうか……どうやら僕も頭がいかれてしまったようだ。幻覚が見えている……。カメが僕に恩返しだと?」
「少しお時間いただけませんか」
「ああ、いいよ……もう、どうにでもしてくれて構わない」
「そうですか。では僕の背中に乗って目を瞑っていてください。絶対いいと言うまで目を開けてはいけませんよ。」
「わかったよ。君に全て任せよう。」
太郎はカメの背中に乗り目を瞑りました。