わたしの彼氏は芸能人。
抱き締めてほしい。
キスをしてほしい
普通に恋人がやってるような事を普通にやりたいだけ。
それだけなのに…
それもできない現実なんて受け止められない。
『もういいや』
「あのさ」
『寝るから切る。』
「結菜!」
私は一方的に切った。
優真くん会いたい。
こんなに願ってるのは私だけなの?
悔しいけど、私はどんな事を優真くんにされても…どんな悪口を言っても嫌いになれない。
私はお風呂に入り、泣きながらメイクを落とした。
泣きながら布団に入って…泣きつかれて寝た最悪の一日だった。