最後の恋なら




「やってみます?茉愛菜さん」



「えー!出来ないよ?」



「俺が教えますから」




なかなかいい感じに頼られるフラグが立ってまいりました



「まず構えはこう!」



「ほー!」



俺の構えを見よう見まねでやる茉愛菜さん



「そしたら真ん中狙ってガン!ってやるだけ」


「説明へたくそ!」



えー!!


だってそういうしか言いようがないでしょー!



「もっとわかりやすく教えて」



「って言われても困るんですよねー!」



「密着していいから体で覚えさせて!」





またまた何を…



「俺の説明だけでいけますよ!」



「絶対無理!」


なんか妙に近く感じるから



ちょっとなー



と言いつつも茉愛菜さんに密着し



構えを教える



「まずこう構えて撃った時に何処にいくか予想して」


「…………」


「んで重心がぶれないようにして」


「…………」






「茉愛菜さん聞いてるんで…」






全然話を聞いてなさそうな茉愛菜さん見た



茉愛菜さんは俺の目をじっと見つめていた




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