スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「ちょっとビックリしました。早川先生って、どっちかって言うと…今までクールな印象だったから」


「そう見られるだけで、実はそうじゃないんですよ」


「私しか知らないし…2人だけの秘密ってことにしましょうか」


ホントにいつも温厚でいい先生だよなぁ…って思う。


こんな先生になりたいって思うけど、すぐにキレてしまう俺には温厚でいることはかなり難しそうだ。


「あっ、ところで森本さん、来ましたか?」


「ああ…さっき、これを持って来ました」


「それで彼女とは仲直りはできましたか?」


「へっ?」


な…なんだ!?


倉石先生がからかうように、ニコニコと笑って俺の顔を見る。
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