スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜


でも、お互いの手が触れた瞬間


「触んなっ!」


ダイちゃんはあたしの手を拒否し…そして車を道端に停めた。


「どうして、そんなに怒ってるの?」


「お前こそ、なに考えてるんだよ」


「あたしは、ただダイちゃんに話したいことがあって…」


「だったら、電話したら済む話だろ!いちいち大学にまで来んなっ!」


ダイちゃんの冷たい視線が胸に痛いくらい…突き刺さる。


「だって、会って話したかったんだもん…」


「全然わかってねぇ…」


ダイちゃんに、いっぱい話したいことがあったの…。


それと、なによりダイちゃんに



“スキ”って伝えたくて…



それだけだったの。

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