スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
「あれ?まだ残ってたのか」
うっすらと、まだ少し赤くなってる頬。
アイツにキスされて…何度もヒナが洗って擦ったところだ。
「今さら遅いけど、念のため消毒しとくか」
ブツブツと眠っているヒナの隣で独り言を言いながら
頬に優しく唇を重ねた──・・・
「もう、あんなヤツにされんなよな?」
自分がかわいいいってことに、全く自覚がないからホントに困ったもんだ。
「もう…お前は俺だけのモンだろ」
聞こえないヒナに問いかける。
「その証拠もいっぱい…つけたしな」
長くて柔らかい髪の毛をかき分けた先に
ヒナが俺のモノって“証”が数えきれないくらい
────いっぱいあるんだ。