スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「あれ…いつの間に。どうして、あたし…ベッドにいるの?」


「俺がタオルケットにくるんで、お前を運んだんだよ。それにしても…誰かさんって見かけによらず、重いよなぁ」


「ダイちゃんのバカッ!!」



────バンッ!!



「顔にモノを投げるなよ!」


イテテ…ヒナが怒って投げつけた枕が俺の顔面に当たった。


「ヒナ、膨れてないで機嫌直せって!」


布団をかぶって拗ねてしまった…ヒナ。


「もう、ダイちゃんなんか知らないっ!」


冗談でもお前に“知らない”って言われると、すっげぇヘコむんですけど。
< 276 / 432 >

この作品をシェア

pagetop