スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

そして、抱きかかえるように ヒナを押し倒した。


「えっ!?嘘ついたの?」


「そっ!」


意地悪そうな笑みで、上からマジマジとヒナの顔を見る。


「ここ学校なんだからねっ!ホントになに考えてるのよ。信じられない…」


そんなの…聞かなくても決まってるだろ。


俺が考えてるのは、いつだって1人のことだけ。


「……ヒナのだけど」


それ以外ねぇだろ?



───プチンッ



小さなボタンを1つ外すと、白い肌が少し見えた。


コロンでもつけてんのか?甘いフルーツのような香りがする。


「こんなとこでヤダッ!冗談はやめてったら」
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