スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

「今までどこに行ってたの?連絡もくれないし…心配したんだよ」


ダイちゃんの腕にしっかりと自分の腕を絡めた。


それなのに…えっ、なんで?


いつものように、しっかりと捕まえたはずなのに……。


ダイちゃんの腕は、あたしの手から簡単に離れていった。



───ダイちゃん?



まるで、あたしの存在が見えていないかのように


ダイちゃんは1人で自分の部屋の方に向かい、あたしはその場所に1人取り残された。


なんかが…おかしい。


いつものダイちゃんじゃない。


ドアの前でジーンズのポケットから、キーケースを取り出そうとしているダイちゃんの側に行くと──・・・

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