スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜

思ってることは、相手に伝わるってよく言うけど


ホントに伝わってんのかな?


俺が思ってることの10分の1でもいいから、ヒナに伝わって欲しいと思う。


そんなことを考えてるうちに…今日も放課後の時間になっていた。



───────────・・・


「ちょっと、私はバレー部の練習を見てきますね」


「はい」


倉石先生が部活の練習を見に行って、職員室に1人…取り残された俺。


特になにもすることもない。


となると…ますます考え事をしてしまう。


ああ…どうすればいいか、全然わかんねぇ。


「あの…倉石先生はどこかに行きましたか?」


「えっ…」


突然、背後から聞こえたこの声は──・・・
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