スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
でも、ちょっと待って!
じゃあ、ダイちゃんは…嘘をついたってことだよね?
あたしのこと、知らないって言ったクセに!
「離してっ!あたしってわかってたなら、どうして知らないフリなんてしたのよ?」
知らないって言われてすごくショックだったし、腹が立ったんだから。
「ククッ。昔と全然、変わってないな」
「なっ…なに、笑ってるの!あたし、怒ってるんだからね」
「いや…拗ねてる顔が昔と全然変わらないからさ…。お前、へそ曲げると、こんな顔してる!」
そう言うと、ダイちゃんは自分の頬を膨らませて、さらに思いっきり唇を尖らせた。
なに、それ!
あたしの顔真似のつもり!?
「絶対にそんな顔してないもんっ!」