スウィートレッスン〜運命の相手は…幼なじみ!?〜
“ ダイちゃん、今頃…どうしてるかなぁ? ”
美琴から昨日のデートの報告を聞きながら、この時あたしの頭の中は全く別のことを考えていた。
『ぼく…生まれたばっかりのヒナを抱っこしてあげてたんだよ!』
記憶に残っていないけど、ダイちゃんは赤ちゃんだったあたしを抱っこしたことがあるらしい。
いつか…そんな話を聞いたことがあったっけ。
だから…あたしがはじめて目にした男の子がダイちゃんってことになる。
そんなダイちゃんとあたしの出会いは──・・・