幼なじみな私のカレシ物語
ハァハァハァ


「あれ?」


「私たちもしかして遅刻した。」


「みたいだな」


「みたいだなじゃないよ。あー、蒼汰くんが家出るの遅いから遅刻したんだ…」


「はぁ?俺のせいにするな。」


「蒼汰くんのせいだからね。」


「いや、違う。美咲が迎えに来るのが、いつもより2分遅かったせいだな。」


「そんなの知らない。」


「知らなくない。美咲に遅刻の原因がある。」


「…」





「あなたたち何してるの?早く来なさい」

先生に怒られて私達は自分たちの教室に向かった。

その後、先生に説教されて、反省文まで書かされた…

小学校生活で一番最悪な1日だったような気がする
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