死神の嘲笑
「とにかく、俺は人形が嫌いなんだ」

駆け出した友弥を、臨が追いかけようとしたが、振り向いて言った。

「勝手なことをしてごめん。一人にさせて。自分の部屋でいるから」

頷くことしかできない臨。


朱理と梓は、水酸化ナトリウムがぶちまけられた人形を、ぼんやりと眺めていた。

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