ピアス
「わったっしは感激ですよ。昔のクリフ隊長は、冗談が全く通じなかったですからね。プライドが高いといいますか、ナルシストといいますか、なんというか」





「ピエール。それは悪口に近いぞ!」
 クリフが釘を刺す。





「おっと、おっと、これは申し訳ございません。事実をいったまででございます」
 ピエールは笑みをのぞかせた。




「事実なのか」
 クリフは苦笑する。
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