運命という絆
「こうやって改めて見ると、本当にそっくり!昔を思い出してドキドキするから不思議ね」
「父の誕生日だと云うのも何かの因縁何でしょうか…」
「この聖夜は、当時も騒ぎになったわ…」
「当時?…」
「私は、苦学生で学費の為に、銀座のクラブでアルバイトをしていたの…」
「通りで、御綺麗なのですね…由美ちゃんと姉妹と言っても解らないですよ」
「お上手ね会長さんは…こう云うところもそっくり!…で、アルバイトを続けられたのも貴方のお父様の支えがあってこそだから…今、医師としていられるのに感謝は忘れていないわ」
「僕の方が感謝していますよ!合同祭で先生が居なかったら僕は、病院に運ばれていたかも知れないのですから…」
「不思議よね…運命って?生徒さんに何かあったら…と思って用意していた医療用具を貴方に使う事になるなんて思いもしなかった。でも、良くあの出血で最後まで頑張ったわね」
「父を見ていますから…逆上した母に刺された父の腕から流れた血に較べたら…その時も父は『こんなんじゃ死なない…』と笑う怪物でした」
「刺される位、愛されていたのねお父様は…確かにそういう人だった。麻薬の様な部分と劇薬の危険な部分の両方を持ち合わせた雰囲気が女性を虜にする…」
「先生は、七つの大罪と云うのを御存知ですか?…」
「傲慢 強欲 大食 怠惰 嫉妬 色欲 憤怒…だったかしら?で、その先生は止めてくれない。私の方が呼びたい位だから…それ位、私を含め大勢の心を揺さぶった存在なのよ貴方は」
「あの時は、父が僕の身体を支配していたのです…」
拓真は、本田にも同じ事を言ったのを思い出し笑んだ。
「それは違うわ…貴方は、お父様を受け継いだのよ。さりげなく親子間で過ごした日常…それが大事なのだと気付いたの。だから、遅くなったけど由美に今更ながら、多く接しなければと行動し始めてるけど…恥ずかしかったわ。家での娘の態度が…これも片親で育てた傲慢な母への酬いと考えさせられるの」
「経済が、そう仕向けた…七つの大罪は権力者の都合の為に放たれた兵器…そう父は言っていました」
「由美の恋心を会長さんは御存知でしょ…だから想うの。貴方に付いて行ける家庭での教育をしておけば…との後悔。楽な将来を過ごさせようとした事に…」
「彼女の気持ちは嬉しいですよ…学校では正義感が強く思いやりも有り、行動力も人一倍。だから、次期生徒会長を任せたいと思っているのです」
「父の誕生日だと云うのも何かの因縁何でしょうか…」
「この聖夜は、当時も騒ぎになったわ…」
「当時?…」
「私は、苦学生で学費の為に、銀座のクラブでアルバイトをしていたの…」
「通りで、御綺麗なのですね…由美ちゃんと姉妹と言っても解らないですよ」
「お上手ね会長さんは…こう云うところもそっくり!…で、アルバイトを続けられたのも貴方のお父様の支えがあってこそだから…今、医師としていられるのに感謝は忘れていないわ」
「僕の方が感謝していますよ!合同祭で先生が居なかったら僕は、病院に運ばれていたかも知れないのですから…」
「不思議よね…運命って?生徒さんに何かあったら…と思って用意していた医療用具を貴方に使う事になるなんて思いもしなかった。でも、良くあの出血で最後まで頑張ったわね」
「父を見ていますから…逆上した母に刺された父の腕から流れた血に較べたら…その時も父は『こんなんじゃ死なない…』と笑う怪物でした」
「刺される位、愛されていたのねお父様は…確かにそういう人だった。麻薬の様な部分と劇薬の危険な部分の両方を持ち合わせた雰囲気が女性を虜にする…」
「先生は、七つの大罪と云うのを御存知ですか?…」
「傲慢 強欲 大食 怠惰 嫉妬 色欲 憤怒…だったかしら?で、その先生は止めてくれない。私の方が呼びたい位だから…それ位、私を含め大勢の心を揺さぶった存在なのよ貴方は」
「あの時は、父が僕の身体を支配していたのです…」
拓真は、本田にも同じ事を言ったのを思い出し笑んだ。
「それは違うわ…貴方は、お父様を受け継いだのよ。さりげなく親子間で過ごした日常…それが大事なのだと気付いたの。だから、遅くなったけど由美に今更ながら、多く接しなければと行動し始めてるけど…恥ずかしかったわ。家での娘の態度が…これも片親で育てた傲慢な母への酬いと考えさせられるの」
「経済が、そう仕向けた…七つの大罪は権力者の都合の為に放たれた兵器…そう父は言っていました」
「由美の恋心を会長さんは御存知でしょ…だから想うの。貴方に付いて行ける家庭での教育をしておけば…との後悔。楽な将来を過ごさせようとした事に…」
「彼女の気持ちは嬉しいですよ…学校では正義感が強く思いやりも有り、行動力も人一倍。だから、次期生徒会長を任せたいと思っているのです」