私×先生=禁断の恋人


…痛い。


痛いけど…侑都に言えるような状況じゃなかった。


侑都、怒ってる?


腕を引かれたまま、かなえん家をでて車に乗せられた。

玄関を出るまで…出てもかなえは顔を出さなかった。


バタンッ


侑都も車に乗って、車を発進させた。


「…」


「…」


…侑都が怖い。
…怒ってるよね?


でも何で私が怒られなきゃいけないの?

…せっかくのクリスマスなのに。
記念日なのに…。


…私って幼稚だ…。


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