忘れないでー好きなまま、さよなら-

俊side

同窓会も
無事に終えて
あゆみと泰と帰っていた。


雅彦という親友の欠席に
 俺も焦りを感じ、
 淋しくも思えた。
 

「今日、雅彦見てないよな」


「最近、アイツ見ないな」
 

俺は、あゆみとも仲の良い
雅彦のこと聞こうとしたけど


「最近、アイツを見たか?」


「ううん」


それだけで終わり、
 俺らは沈黙になりかけた。


「何かあったのかな」


泰の一言が俺の心を
重くさせた。


そして・・・




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