忘れないでー好きなまま、さよなら-

俊side

俺は、中学3年間
 空手で鍛えてきた。


クラス内では、
 池田千穂も卓朗も在籍した。


次の日も
 明け暮れていた。



この日、
ある奴がお年寄りと登校してきた。


「「おはよー」」


みんなからしたら、弟のような奴で
華奢でかわいらしい奴。


「おはよー!みんなー」


グラウンドから聞こえる無邪気な声。


俺からしたら
うらやましくてしょうがない。
< 25 / 298 >

この作品をシェア

pagetop