忘れないでー好きなまま、さよなら-
私を振ってまでも
 陽子先生を誘う力。


正直、
 妬いてしまう。


羨ましい。
羨ましい。


悔しい心を
泣きたい心を

抑えて
みんなの元へ戻った。





すると、
 隣の席の早紀が車から降りてきた。


早紀のパパは、
 とある会社の社長さんだ。


ハッピを着て
 綺麗にしている早紀。


男子は、
 呆然としたままだ。


 
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