大人的恋愛事情 SS
 
少し強く言われて、まあそんなに言うならと単純に思える私は頷いた。


「じゃあそうする」


素直に応じたのがよかったのか、それとも耳元で囁いたことがよかったのか、藤井祥悟が反応したのがわかり唇を放し顔を見ると、そこにはやっぱり熱いのか冷たいのかよくわらない視線。


「したい?」


甘く誘うように聞くと、そんな視線を向ける男が服の中で下着に手を掛ける。


「したいのは繭だろ?」


微かに笑って言われ、確かにその通りだったりするのは、愛しい藤井祥悟だからで……。


「したい……今すぐ」


素直に呟くとさらに反応する藤井祥悟が、下着をずらして直接胸に触れた。


「俺だからだよな?」


「うん……」


「他の男とはしねえよな?」


「当たり前で……しょ……」


「どれだけ酔っても、俺しか誘うなよ?」


「……わかっ……てる」


「繭」


「……んっ」


「まだ胸しか触ってねえぞ?」
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