―三年間―
「朝練……
したくって」
少しでも多く
練習したい。
お母さんは、
笑いながら
あたしの朝食を
作ってくれた。
御飯を食べて
お母さんと一緒
に家を出た。
まだ日が昇って
いないから辺りは
真っ暗だった。
「学校まで送って
いこうか?」
「いや、いいよ。
体力つけたいし」
「そう…。
ぢゃあ車には
気をつけてね」
お母さんはそう
言うと車の
エンジンをつけ
仕事へ向かった。
、
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