子羊+狼のお話



「んじゃ!優乃、行くで?」


「うん、あっ―…」


「ん?どうしたん?」


「―……―…あっ、ありがと―…///」


「クスス(笑)いいえ(ニコ)」


―ガシガシ―


「あぁー!髪が!零君!」


「プハハハハ!かわいいで?」


「説得力ないよ!」

そう言うと、零君は、耳元で


「ほんま、かわいいで?優乃」



「っっ!ば、ばか!///////」


「プハハハハ!」


「もう!/////」


零君といると心臓に悪い―…



零君のばか―…/////


「ゆーのっ!」


「わっ!」

目の前には、零君の顔があった


―ドキ―

「さっきから呼んでたんやけど?
大丈夫か?」


「へ!?あっ!だ、大丈夫!」


私、気づかずに自分の世界に入っていた



「ほな、バイクでまた行くで!
またヘルメット被らんとアカン」


―カチャン―


「よーし!出発や!」


「はーい!」


―ブロロロロロ!―







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