君はボクの天使?
男らしいねって言った君の目が
笑っていたのを知ってるよ
君に大好きな彼氏が居ることも
最初から分かっていたのに

呼ばれたら行ってしまう
バイトも何度休んだことか

だって君はボクの天使
悪魔のような天使だから

さりげなくつないだ手の感触も
酔った君とした一度きりのキスも
忘れられなくて君のせいで
ずっと不眠症なんです

サヨナラと行ってしまう
君を引き止めたかったけれど

ずっと君はボクの天使
悪魔のような天使だけど

君の涙はたくさん見たけど
はじめて見たよ
ボクのために泣いた君を
ボクの天使が泣いているのを

君のわがまま受け入れる
覚悟ができたら
迎えにいくよあの日みたいに
親父の車で

君はボクの天使だから
ボクの大切な天使だから



< 103 / 106 >

この作品をシェア

pagetop