月光花の守人
少女は夢を
少女は毎日窓の外をながめていた。



それは変わる事のない、せまく、小さな世界。



まるで、自分は自由のない鳥籠で、外の世界を見つめる鳥のようだ。



外ではしゃぎ回る子供の声を聞く度、周りとは違うんだって思い知らされるような気がした。



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