冷血な旦那様と新しい恋 【完結】




俺の知らなかった、昔の話。

腕の中で話す奏未は、いつもより小さく思えた。



「あたしがちゃんと、隼斗のことを大切に思ってるってことをちゃんと伝えられなくて、あたし…最低だった。
だから、ちゃんと…ハルくんに伝えたの。

…‥‥‥隼斗が何よりも大切です…って・・・・・」



「‥‥‥俺も情けなかった。奏未が…その前の彼氏に行っちゃうんじゃないかって…気が気じゃなかった。
そんな思いに押し潰されそうになるのが嫌で、お前と距離を置こうとした。


ごめんな‥‥‥‥‥」








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