冷血な旦那様と新しい恋 【完結】
いつも通り仕事を終わらせ。
家に帰ると。
「あら、お帰り、隼斗くん」
リビングには、お義母さんがいた。
挨拶代わりに礼をして。
奏未を訊ねると。
「今日ね、あの子午後からつわりが酷くて、何も食べれてないの。お粥作っても気持ち悪いって…。
悪いんだけど、見てきてくれないかな?」
「はい」
寝室には、ベッドにくるまった奏未がいた。
「‥‥隼斗…お帰り」
力のない笑顔。