冷血な旦那様と新しい恋 【完結】



…そりゃ、そうだよな……。


あんなキツいこと言ったら…



――――――……



「ごめんな、奏未。……ごめん……」



頬を、

額を、

髪を。


撫でた。

壊れないように触れた。

……壊れてからじゃ、遅いんだ…。




俺は、もしかしたらこのまま…、

二度と奏未に会えないかもしれないでいた。



俺の心ない一言が、
奏未を深く傷つけた。





俺は、
何をやっていたんだ…。







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