【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済




トコトコと光弥のもとにいくと
ぎゅっと抱き締められた。



洗剤のいいにおいが、
鼻をくすぐってくる。



「あー。
やっと触れた……」



「へへ…」



甘えん坊の光弥が
可愛くて、つい笑ってしまう。



案の定、
光弥はムッとしたように私を見下ろした。



「何笑ってんだよ……」



「だって、
光弥なんか可愛いんだもん」




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