天神学園高等部の奇怪な面々34
タイマントーナメントも1回戦全試合が終わり、現在昼休み。

選手、観客が学園内の学食で昼食をとっている。

龍太郎、おとぎ、十牙、フェイレイ、寒緋といった面々も、同席して食事していた。

「プルーンヒトデはどうした?」

「龍太郎、ブリュンヒルデな」

龍太郎お約束の言い間違いを、フェイレイが訂正する。

「何か自慢の真紅の鎧をワックスつけて磨き込んでるらしいぞ?」

「飯も食わずにそんな事やってるのか…」

十牙胡乱な目。

「黒バルナ先生と翡翠先生は他所で食事とってるみたいだ、あんまり馴れ合いは好きじゃないからな、あの二人は」

寒緋が月見そばを啜りながら言う。

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