不良だらけの危険なバイトッ☆

走って走って


外は曇り空…


少しだけ雪が降り出していた。


雪の白をライトアップされた明かりが彩る。


道行く人の笑顔が見えた。





ほっぺに落ちた雪が溶けて涙のように肌を濡らした。



White Christmas Eve




あぁ、見つけた。


街のずっとずっと手前。病院の入口で空を見上げてる君の姿。





「隼人っ!!!」



あたしは大声で叫んだ。



そっとこちらを振り返る。隼人は何も言わずにこちらへ歩いてきた。



あと数メートルの距離でお互い足を止める。


隼人はじっと反らすことなくあたしの瞳の奥を見つめていた。


「…えと」


うまく言葉が出せない。異常なまでな緊張感。

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