不良だらけの危険なバイトッ☆
"莉子は…さ"
"ずっと俺の隣にいてくれるの?"
いるよ、絶対に。
約束したじゃん。
それなのに
"俺は……世界で1番……幸せだ"
もう会えないなんて…
あの笑顔が見れなくなるなんて…
そんなの……。
ユキの言葉が、存在が、私の涙を止めることを許してくれない。
もう開かない瞼に、幻想の赤い瞳を映した。
ユキ………
もう一度、触れようと手を伸ばした時…
「莉子ちゃん‼」
バタンッ‼
藤堂くんが駆け込んできた。