不良だらけの危険なバイトッ☆

「何言ってんの!!そんなのダメに決まってるでしょっ!!」

「で、でも」


瀬戸君に申し訳なさすぎるよ!!


「んー…じゃあ…」

それまで考え込んでいたマスターが瀬戸君に話しかけた。


「月2万でどうだ?」

…はぃ?


ま、まさかのお金の力できたーっ!!!←


てか、瀬戸君がそんなことで納得するわけないじゃん。


あたしの事あんなに嫌って…


「…わかったよ」


えぇっ!?!?

びっくりして瀬戸君の方を見る。


「月2万くれるんだろ?じゃあ好きにしていいよ」


だけど瀬戸君は何事もなかったようにそう言い放った。


嘘でしょ…


青ざめるあたしに対して瀬戸君は納得したような目を向ける。


金の亡者…っ。

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