純血のヴァンパイア
「優月、大丈夫?」
「え?うん……。」
雪兎の話を聞いて、落ち込んでいると思ったのか
「ゴメンね。こんな話をして……もう、遅いし部屋に帰るね。」
そう言って、ソファを立ち上がる。
「優月?どうし――――――」
思わず、雪兎の服の裾を掴んでしまった。
「怖い…私、自分に流れている血が怖い。」
もし、私の考えている事が合っているのなら
この温もりを、一生失うかも知れない。
雪兎に嫌われてしまうかもしれない。
それが一番怖い。
「傍に居て――――――」