花火前線
消えてゆく想い

やばいよ

なんだかだるくて保健室で寝てたら

もう放課後じゃんっ


「あ、紗良」


図書室に向かっていると

有那に声を掛けられた。


「何やってんのよ、ほら鞄」

「ありがと」
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