悪魔か天使か!?〜David or angel〜




思わず「うん」なんて言ってしまったけど...夕陽のこととかまだ何にも解決してない...。


「俺が守るよ?」

でも、その言葉に嘘は無いって...信じてる。




「メイー!!魅月ぃー!!」

振り向くと、夕陽と有紗が走ってきていた。

「...夕陽......。」









やだよ...


来ないでよ...





怖いよ...。







なぜかパッと温かくなる。
人の体温を感じた。


魅月が私を抱きしめてくれた。


「ちょ、ちょっと...っ。」

「いーぢゃん。俺らだって。」



あ...。
魅月は私が見たことを知ってるんだ。



「...ありがとう。」

お礼言うとこなのかな、今。
でも、嬉しかったから...。




魅月...

気づけば私はあなたを大好きになってるみたいです。





「なにしてんだよ...?」

案の定、駆けつけてきた2人は驚いていた。


「メイが震えてたから...。」

「人の彼女なのに、か?」

「お前だって、そうだろ?」


一瞬、夕陽と有紗の顔が曇った。

「見たの...?」

口を開いたのは有紗だった。



「うん...。」

だから私が返事した。


みるみるうちに2人の顔が曇る。



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