白の恋

君のいる一週間


―月曜日



昨日一緒に過ごしてたのに
もう無意識にシロの気配を探してる。


通勤途中の電車で女の子の声を聞く度、

営業廻りで女性の髪が風に揺らぐ度に、

シロではないかと思い期待し、
違うとわかり落胆する。



離れてるのは1日にも満たないのに
まるでシロ中毒になったみたいだ。

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