最寄り駅
クロとあたしはお互いのことを話した
そしてクロについて少しだけわかったことがある
まず年が同じであること、部活は帰宅部でいつも授業中は寝ていること
フラフラしているイメージはまさしく現実だった
「クロはなんで電車通学なの?」
「あー、うちから高校そんなに遠くないし、シャトルバス使うなら電車通学の方がお金が浮くから」
眠たそうな目は暗くなりつつある空を見ていた
少し肌寒くなった秋の風があたしの頬にあたる