Forever~君と一緒に~
「らッラルフ様…?私は、偽なのですから…。こんな高そうなもの身につけられません。」

「いいんだよ。アリシア…。」

その表情は、切なく見えた。

まただわ。私と、誰かを重ね合わせてるわ…。

その表情が切なすぎて、

「はい。」

としか言えなかった。

でも、やっぱり嬉しくも思ってしまった。

ダメね…。しっかりしなきゃ!!



嬉しくも悲しくも思うアリシアだった。
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