一直線な人気者
†自覚しました -桃妃Side-
「………どうしたらいいんだろう」


視界には、見慣れた自室の天井。


私はベッドに寝転がり、大きなため息をついた。


「明智君の前で、泣いちゃった……」


ゴロンと寝返りを打ち、マクラを抱きしめる。


マクラに顔を埋めてると、昨日の事を思い出した。


昨日私は明智君の事を徹底的に避けてしまい、帰ろうとした。


しかし布施君提案の計画にまんまと引っかかり――――…空き教室で明智君と2人っきりで話す事になってしまった。


どうにか1日避け続けた事は誤魔化す事は出来たと思ったのに……さすがにウソだと見破られた。
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