一直線な人気者
†好きでいて下さい -隼斗Side-
目の前には、ポカーンと口を開けてオレを見つめる桃妃ちゃん。


後ろには多富さんと長谷水さんもいて、まじまじとオレの事を見つめていた。


「中、入ってもいい?」


オレが尋ねると、桃妃ちゃんの体が小さく揺らぐ。


俯いて表情はよく見えなかったけど、桃妃ちゃんはもう1回頷いてくれた。


「じゃあ私、紅茶新しくいれてくるわね。えっと……布施君と明智君だっけ?2人紅茶飲めるかな?」


オレ達を出迎えてくれた桃妃ちゃんのお姉さんらしき人が、明るく提案する。


年は大して変わらないって感じだから、多分高3の方のお姉さんだろう。
< 301 / 363 >

この作品をシェア

pagetop