いつもの日常
6日目「いつもの伝説」
「おっ、高校生がこんなに集まるとはもうあの時期か~」

マイが言うあの時期とは高校の文化祭であり、テスト期間ではない。

「どれどれ、今年は何をやるのかな?」

マイが机の上を覗き込むように見ながら尋ねる。

「喫茶店だよマイちゃん」

ユウの回答にふ~んと頷き、更に問う。

「で、いつやんの?」

その問にソーマが疑問符を浮かべながら

「いつだっけ?」

とヒトを向く。
ヒトが呆れた顔で

「来週の土曜日、自分の文化祭の日位知ってろよな」

軽くソーマを罵倒する。
と、今まで黙っていたミキが唐突に口を開いた。

「マイは来ないでね」

笑顔で呆気なく言う。

「何でどうして何故?」

当然の如くマイが聞き返す。
そんなマイに対しミキは笑いながら、しかし冷静に告げる。

「中学の文化祭の件があるから……」

それを聴いたユウが

「あれはね……」

と、ため息をつく。
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