いつもの日常
「今の天気は関係ないの!! もしかしたら雹が降るかも……」

「雹が降るのか!?」

驚くマイにチサが続ける。

「それも雷と突風のおまけ付きでね……」

「なんでそこまで言えるんだい?」

流石に疑問に思ったのか、マイが聞く。

「あれを見ろ」

と、さっきまでマイが座っていたテーブルを指差す。

「え? お菓子? って痛っ!! 何軽く強打してんだよ」

「なんだよ軽く強打って? お菓子じゃなくて勉強道具!!」

テーブルの上にはノートと教科書らしき本に筆箱、『ことわざ辞典』と書かれた書物がひろげて置かれていた。

「テストの点が悪かったから課題を出されたんだよ、でそれがどうかしたか?」

「お前が勉強なんかするから、珍しくて雨が降るって言ってるの!! バカ」

もの分かりの悪いマイに対し、チサは頬を膨らませ罵倒した。
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