好きだ、ばか
その後の二人 (番外編)






――――――――――番外編




恋する女の子って みんな喜怒哀楽の中をぐるぐるまわっていると思う


相手に伝わらないことが苦しかったり、辛かったりして。


人の心の中をよめる人 何てなかなかいないし

純平に手紙が届いたのは本当に奇跡。




でも、奇跡を期待してばかりじゃ前に進めない




思いが伝わらなくて恋を諦めちゃうのも、距離が開いて別れちゃうのも…



そんなのもったいない。




ねぇ、純平

<好き>の二文字が言えなかったあのとき

これ以上 純平を好きになるなんて考えてもみなかったんだよ。

未来は予測なんてできないね


例え、<好き>の重みが軽くなってしまっても

<好き>なんて気持ちがひと欠片もなくなったとしても

今、純平が大好きなこの気持ちには 後悔したくない。






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