SEXOFFLINE~セックスオフライン~


「じゃぁ、送っていくよ」

レストランの清算を済ますと朝田はタクシーを呼び止めた。

「だいじょうぶ!一人で帰れるから」

「分かったよ。お休みなさい」

朝田は和歌の頬に軽くキスをした。

「すいません、吉祥寺まで」

行き先を告げ、シートに深く座ると和歌はもの思いに耽る。

(ああいう余裕のある態度が問題なのかしら?イマイチ、何を考えてるのか分からない)


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