変わらない想い

二度目の誕生日


7月


むし暑く
授業をダラダラと聞いていた。


夏休みまであと少し


3年の先輩達は
やっと部活を引退

自由にやれる。


部活が終わり



「セイラ~
ちょっといい?」



マリが慌てて来て
私の腕を引っ張り体育館裏に。


マリは興奮した感じで



「セイラ!今日
私、マサヤとね

エッチする約束してて・・・
でもでもでも~
私・・・初めてで

どうしたらいいわけ?」




私だって
まだなんだけど・・・

どうしたらって聞かれても・・・




「ぅん?ってことは
じゃ~今日は
お兄ちゃんの部屋に

泊まるってことだよね??」





「当たり前でしょ!」




えっ!!!


私・・・

何処に寝たらいいわけ?

イヤだ、イヤだ
マリの変な声とか
ベッドのきしむ音が聞こえたら・・・


絶対無理!!


シュン君! 助けて~



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