変わらない想い

私は、そ~っと
ベッドから出て

教室に戻った。




昼休み

トモキ君からメールが


【保健室のことは
二人の秘密!いいな】




【分かってるよ!】



誰にも言えるわけない。

言えるわけないもん!



部活が終わり
急いで体育館裏に

シュン君が待ってる。



「シュン君、終わったよ」



シュン君の横に座った

シュン君は
吸ってたタバコを消し


私の顔を
ジ~っと見ている。


私は思わず
照れてしまい

目をそらす。



「シュン君!?どうしたの
私の顔に何かついてる?」




「カワイ~よな」



シュン君の伸びた指先は
私の髪を撫でている。




「何言ってんの
カワイくないもん・・・」




「カワイ~よ」




「・・・ありがとう」




シュン君はいつも
私が喜ぶことばかり

言ってくれる


そんなシュン君が

大スキ。





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