あなたの こども うみたい
「ジョンフンさん。ありがたいお話なんですが···」

「何か問題でも?

 お金?

 たくさん、払います。」

「いえ。

 あの···

 今まで言えなかったんですが···」

「なんですか?

 なんでも言ってください。」

「びっくりすると思います。

 そして、私のこと···」

「木下さんのこと、好きです!」

「···じょ、冗談はそれくらいに···」

「本当です。

 初めて会った時から、

 なんていうか···

 なんか感じるものがあって。

 だから。」

「え、う、、、」

「なんでもびっくりします!

 ん?

 びっくりしても、大丈夫です。」
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