両想い【完】
互いに微笑みながら、2階に来る。
俺は教室ではなくラウンジの方にそのまま連引っ張り、一番隅っこに行く。
『?』美愛の頭にも顔にも、浮かんでる…また可愛い…
「美愛、テスト頑張るパワーちょうだい? 」
「!うん!どうすればいいの?」
「ん、簡単…」
そういいながら右手で美愛の頭を、後ろから優しく支えて、左手で少し腰を引き寄せ顔を近づけ…
美愛は頬が真っ赤になりながらも、『一瞬だけ』と静かに目を瞑った…
優しく唇を合わせ直ぐに食んでから舐める…
「…んっ…」
少し開いた唇に舌を昨日より少し強めに入れてみる。
こじ開けられた唇…美愛の舌を絡める…
「んっ…っ…ぁ…んん…っ」
美愛の啼き声が強まる…
……ヤベッ…!ここ学校…だ、止めなきゃ…
理性を振り絞り、チュッと音をさせてから離れる。
互いに少しだけ息が荒いが、そのまま見つめあう。
「大丈夫?」
「う~…大丈夫くない…祐君、
恥ずかしいよぉ…学校の、
しかもここ…ラウンジ…」
「キス…イヤだった?
俺はヤル気出た、けど?」
「むぅ~イヤなんて…思わないって…
わかってるのにぃ…意地悪ぅ…」
真っ赤な顔を膨らませた美愛から体を離し、手を繋ぎ教室に向かう。
「ごめん、でもやる気でたし、ありがとな。」